透明なオドリカクレエビのメスのお腹が茶色になり、茶色のところが大きくなると孵化しました。抱卵してから約20日です。ゾエア(幼生)は、2mm弱の大きさです。
動画は、こちらでです。YouTube(オドリカクレエビの幼生)
家庭用顕微鏡で、幼生(ゾエア)を覗いてみました。(下の写真)顕微鏡で見たオドリカクレエビの幼生の動画は、こちらです。動画は、こちらでです。YouTube(顕微鏡のオドリカクレエビの幼生)
孵化が確認できたので、オドリカクレエビは産卵箱から出しました。幼生(ゾエア)には、取り急ぎ親エビのホワイトシュリンプの食べ残しと、水槽から削ったコケを与えています。テナガエビの仲間なのでテナガエビのゾエアの飼育を参考にすると、ゾエアより小さいノープリウスで生まれるアルテミアを与えるといいらしい。それでも毎日沸かすのも大変です。動物性のエサの代用でドライイーストも与えて様子を見てみます。
・ドライイースト
・コケ
・冷凍ホワイトシュリンプ
・アルテミア(孵化したノープリウス)
産卵箱には、穴をけて100ミクロン強の網目のシートを張っているので、新鮮な海水が入ってきます。でも、エサを入れすぎたのか2日目でゾエアの数が激減しました。失敗の様です。原因はわかりません。
・水温 → 問題なし
・エサ → 不明(今度は植物性プランクトンを与える)
・水質 → 水流がないので酸素不足か? 大量のエサで汚水?
幼生の飼育失敗の後、直ぐに同じオドリカクレエビが抱卵して20日程で孵化しました。幼生は、小さいのでどんどん生まれてくる感じです。
今回は、アルテミアの幼生(ゾエアより小さいノープリウス)を飼育したグリーンウォーター(ナンノクロロプシスを培養)と、エアレーションの環境で飼育してみます。
写真のようにアルテミアは、たくさん培養(飼育)できるようになりました。下にアルテミアが沈殿する密度で飼育しています。オドリカクレエビの幼生を入れるグリーンウォーターの水槽は、塩分濃度とpHを水槽と同じ位にしています。結果は、2日後には姿がありませんでした。続きは、「海のエビを繁殖させたい!」の投稿で、ご報告します。