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海のエビを繁殖させたい!

海のエビを繁殖させることは、難しいのですが植物性プランクトンを培養していることと、アルテミアを飼育してるのでエサは何とかなりそうです。「海のエビのブリード」挑戦のブログを投稿させていただきます。

淡水のエビをブリードした経験はあるのですが、海のエビは生まれた時がノープリウスやゾエアと言う幼生(プランクトン)で生まれるため飼育の難易度は高いです。但し自宅環境でのブリードの成功例があります。現在飼育しているオドリフリソデエビなどのテナガエビの仲間でチャレンジしてみようと考えています。具体的には、幼生のエサはナンノクロロプシスと言う植物性プランクトンやアルテミア(卵から孵ったばかりの幼生ノープリウス)を与えることで、自宅でブリードできるのではないかと考えています。

抱卵したイソギンチャクカクレエビ(左はオス)

自宅のイソギンチャクカクレエビが抱卵しています。黄緑色の卵が見えます。今は卵の色は白色になっています。サテライト水槽に隔離して、幼エビ(幼生)の飼育にチャレンジしましたが、2回無精卵で幼エビは生まれませんでした。

抱卵したオドリカクレエビ

今度は、オドリカクレエビも抱卵しました。こちらも早速、繁殖に挑戦することにしました。作戦は自宅で培養した植物性プランクトン(ナンノクロロプシス)と、小型のベトナム産アルテミアを沸かして与えてみます。

別の投稿「オドリカクレエビの繁殖」で、二度ブリードに失敗しています。すると孵化した1日後にまた抱卵していました。海水のエビは、小さな幼生(ゾエア)をどんどん放出するようです。

手作りの産卵箱(100~200ミクロンのメッシュを装着)右は水中ポンプを設置

次のブリードに成功するために用意した新兵器は、この写真の産卵箱(サテライト水槽)です。100ミクロンの細かいメッシュシートを張っています。次回のエサは、冷凍ワムシを与えます。このメッシュシートは、通水性があり、ワムシも拡散されません。そして、水中ポンプから送られた新鮮な海水が取り込めるようにします。海水は、産卵箱を流れてメッシュシートから出て行くきます。産卵箱は、いつも新鮮な水が流れている状態になります。

この中に抱卵したエビを入れて飼育ししました。孵化が確認されれたので、冷凍ワムシを入れてみました。3度目の正直になるのか? 結果は、一ヶ月以内に発表ができると思います。

作り直した産卵箱で、孵化したオドリカクレエビの幼生

本当なら、生きたワムシを与えたいのですがサラリーマンのためそこまでの時間がありません。明日、アルテミアを沸かして与えることにしました。

結局、アルテミアを与える時には、幼生は死んでいました。これまで2日で★になっています。冷凍ワムシは、産卵箱に沈んで食べられることはありませんでした。やはり生きたワムシないとダメなようです。

産卵箱の底にシャワーパイプを設置

今度は、産卵箱を作り直して、冷凍ワムシを与えても、下にワムシが沈殿しないように、水流で巻き上げるようにして幼生が食べないかを試してみます。但し、今回は生ワムシ(シオミズツボワムシ)を与えます。

ワムシは現在培養中です。こちらでご紹介しています。