アカホシカクレエビが、サンゴの上でゆらゆら腰を振っている姿は、涼し気でいやされます。海のエビの中でも優雅で美しいことから、お気に入りの一つです。アカホシカクレエビは、自然ではサンゴと共生して暮らしています。自宅のアカホシカクレエビ(写真)は、日本の海の水温19度の所で取れたものです。雌は、体が大きく模様が多いのが特徴です。雄は、透明なところが多いです。
■和 名: アカホシカクレエビ
■体 長: 3cm~4cm
■生息地: 伊豆、南紀以南 (西部太平洋、インド洋)
自宅では、オシャレカクレエビと一緒に飼育していますが、喧嘩をすることもなく 一緒にゆらゆら揺れています。エサはタツノオトシゴが残した冷凍ホワイトシュリンプや、ブラインシュリンプを食べています。クリーナーシュリンプなので何でも食べると思います。魚類のクリーニングを行うそうですが、未だその姿を見たことはありません。飼育は容易で長生きをします。水槽で産卵をしますが生まれた幼生はプランクトンなので、魚に食べられたり濾過槽に流れてしなうので、そのまま育つことはありません。
アカホシカクレエビは、ホンカクレエビや、ニセアカホシカクレエビ、ナデシコカクレエビ、ハクセンアカホシカクレエビと容姿がとてもよく似ているので区別がつきにくいです。アカホシカクレエビには、腰の上に大きな斑紋があるのが特徴です。